本能のままに産むという選択
先日の当直で、
2件のお産を介助させていただきました。
どちらも経産婦さんで、
お産の経過は順調でスムーズでした。
Aさまは、
私が当直に入った時点で
すでに入院されており、
子宮口は3cm開大。
まだお産としては
半分にも達していない段階でしたが、
廊下まで響くほどの
大きな叫び声が続いていました。
声を止める介助から、
任せる介助へ
以前の私であれば、
できるだけ声を抑えていただき、
落ち着いた、
穏やかなお産になるよう
関わっていたと思います。
ですが、
映画「オーガズミックバース」と出会って、
私の考え方は大きく変わりました。
理性ではなく、
お産はとても動物的な営みです。
本能が声を出させているのなら、
その本能のままに。
体の反応を止めるのではなく、
体の声を聞き、
感性のままに産んでもらう。
ただし、
喉を痛めてしまったり、
上のお子さんが
怖がってしまう可能性もあるため、
声の出し方や
力の抜き方については、
ほんの少しだけアドバイスをしました。
動く・叫ぶ=悪いお産ではない
もう一人のBさまは、
とてもスピード感のあるお産でした。
1人目の出産も早かったため、
ある程度の予測はできていましたが、
入院から出産まで約1時間半。
それまで落ち着いて会話されていたのが、
陣痛が強くなった頃から、
突然、
絶叫とともに
体を大きく動かし始めました。
一般的には、
体を反らしたり、
腰を浮かせたりすると
骨盤の角度が狭くなり、
お産が進みにくくなることもあります。
ですが、
Bさまの場合は、
お産が長引くどころか
進みすぎるほどだったため、
安全を確保しながら、
自然な動きに任せました。
満足のいくお産は、
人それぞれ
お二人とも、
「お産は快感!」
という表現ではありませんでしたが、
「我慢せず、
自由に声を出せて楽でした」
「叫ぶことで、
痛みがまぎれてスッキリしました」
そう話され、
笑顔でお産を振り返っておられました。
ヒプノ(催眠)を使えば、
静かで穏やかなお産も可能です。
でも、
それがすべてではありません。
動き回っても、
叫んでも、
そのお産があなたにとって
満足のいくものなら、
それはとても良いお産です。
あなたは、
本当はどんなお産をしたいですか?
その答えを
あなた自身が真剣に考え、
赤ちゃんとパートナーにとっても
良いお産になる形を
選んでみてくださいね
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