salonにお越し頂く妊婦さんから、

時々「痔」のお悩みを

お聞きします。

妊娠後期になってくると、

急に痔核(いぼ痔)になりやすいです。

妊婦様にとって、

痔は決して珍しくありません。

あなたはどうですか?

あなたが今、

痔になっていなくても、

妊娠後期になるにつれ、

痔になる可能性は出てきます。

妊娠後期になると、

赤ちゃんが急激に大きくなり、

それに伴い、

便秘になりやすく、

排便時に強くいきんだり、

肛門や直腸が圧迫されて、

血流が悪くなり、

うっ血して痔になることが多いです。

また、

運動不足にもなり、

お尻の筋力が落ちて、

お尻が冷えている方も多いです。

そして、

お産の時に、

強くいきんで、

産後はさらに

痔が悪化することもあります。

産後に、

肛門に親指大くらいの、

大きさの痔核が3~4個出て、

カリフラワーのようになって、

強い痛みを訴える産婦様も、

珍しくはありません。

ですから、

今から産後の事も見据えて、

痔の予防や改善をしておくことが

大切です。

「痔」を改善するための方法は、

いくつかありますが、

今日は、

簡単に行えて、

効果的で気持ちのいい、

アロマを使った座浴について、

お話し致します。

痔の原因は、

静脈のうっ血なので、

痔を改善するには、

患部を清潔に保ち、

血流を促すことが大切です。

ですから、

入浴をして肛門周囲を、

よく温めるのがいいのですが、

1日に何度も入浴を、

するわけにはいきません。

そこで、

手軽にできるのが座浴です。

座浴だと、

上半身はお洋服を着たままで、

できるので、

終えた後は、

お尻を拭くだけなので、

手軽にできます。

方法としては、

浴室や洗面所などを温めて、

大きめの洗面器や洗い桶など、

お尻がすっぽりと入る大きさの容器に、

39℃~41℃のお湯を入れます。

そこに、

アロマの「サイプレス」を、

1滴加えて軽くかき混ぜます。

容器の中にお尻をつけて、

軟らかい布を使って、

肛門を優しく洗いながら、

3~5分くらい

お尻を温めます。

この座浴を、

1日に2~3回行います。

容器に肛門部が当たって、

痛い場合には、

子ども用の浮輪や、

バスタオルを丸めて、

ドーナツ状にしたものを入れるなどして、

肛門部が容器の底に

当たらないように、

工夫をしてみてください。

アロマの「サイトプレス」は、

抗菌・殺菌・鎮痛・抗けいれん、

血流促進・保湿などの効果があり、

痔に効果的です。

ただし、

座浴にアロマを使うのは、

妊娠20週を過ぎてからで、

滴下数は1滴とし、

使用前には、

あらかじめ皮膚で、

パッチテストを

しておいてください。

(必ず0.5%以下に希釈したもので)

もし座浴中に、

かゆみや発赤などの、

皮膚のトラブルなどが

生じた場合には、

すぐに座浴を中止して、

温湯で洗い流しましょう。

妊娠中は、

体調が変化しやすいので、

それまでは何ともなくても、

急にトラブルが起きることもあるので、

注意しましょう。

またアロマは、

合成香料などを含まない、

100%ピュア&ナチュラルな物を

選びましょう。

できれば、

有機農法で栽培された物だと、

よりよいでしょう。

「サイトプレス」のアロマを

使った方がより効果的ですが、

合わない場合には、

温湯だけの座浴でも

効果はありますよ

 

 

 

 

 

 

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