バースプランで

比較的多いのが、

「会陰切開をしてほしくない」

ということです。

ですが、

あなたがかかっている、

出産場所の方針が、

初産婦さんは、

ルーチンで会陰切開を、

するところであれば、

正直、

会陰切開を回避することは、

難しいかもしれません。

しかし、

バースプランを伝える時に、

交渉する余地はあります。

そのためには、

会陰切開を必要としない、

お産ができるように、

あなたが今から、

準備しておく必要があります。

会陰切開をする理由は、

基本的には、

会陰裂傷を予防するためのものです。

ですから、

会陰切開を避けるためには、

会陰裂傷ができない、

お産をすることが必要です。

あなたが会陰裂傷を避けるために、

できることは、

4つあります。

一つ目は、

お産の時のスタイルです。

一般的な、

いわゆる分娩台でのお産だと、

赤ちゃんが生まれる時の重力が、

会陰部に集中してしまいます。

ですから、

分娩台でのお産が、

1番会陰裂傷の起こりやすい

スタイルと言えます。

逆に、

会陰部に1番負荷がかからない、

分娩のスタイルは、

四つん這いでのお産です。

あなたの出産場所が、

フリースタイルであるならば、

四つん這いの分娩を選択すると、

会陰裂傷が起きにくいです。

二つ目は、

会陰部の柔軟さです。

あなたの会陰部は、

潤いがあって、

柔軟ですか?

肌は乾燥すると、

柔軟性がなくなり、

あかぎれなど、

傷ができやすくなります。

会陰部も同じです。

潤いがあって、

弾力があると、

伸びがよく、

裂傷を起こしにくいです。

そのために、

会陰部のマッッサージをするのも、

一つです。

マッサージまでしなくても、

普段から、

ボディークリームや、

アロマオイルを

塗るのもいいでしょう。

また、

女性ホルモンを

分泌させることも大切です。

恋愛感情やときめきなど、

いつまでも乙女心を

忘れずにいましょう。

そして、

冷やさないことも、

大切です。

冷えは体を硬くします。

会陰部も、

冷えることで、

柔軟性がなくなってしまいます。

三つ目は、

お産の時のリラックスです。

緊張は会陰部を硬くします。

そうすると、

会陰部が伸びずに、

裂傷が行きます。

どれだけ、

リラックスしてお産に臨めるか、

によります。

お産の時に、

リラックスしていると、

会陰部がふわ〜と

柔らかく伸びてくれます。

ただ、

お産の時にリラックスするのは、

とても難しいです。

今から、

リラックスするためのスキルを、

身につけておくことが、

必要になってきます。

最後に、

お産のスピードを、

コントロールできることが必要です。

お産が進んで、

赤ちゃんがお尻のほうに下がってくると、

自然といきみたくなります。

その時に力一杯、

思い切りいきんでしまうと、

会陰が十分に伸びる前に、

赤ちゃんの頭が出てしまい、

会陰部が避けることになります。

先ほどのリラックスとも

重なるのですが、

いきみがきた時にも、

できるだけ力は抜いて、

息を吐きながら、

自然ないきみに身を委ねて、

ゆっくりと、

赤ちゃんを進めて行きます。

決して、

パニックになって、

力一杯いきむようなことに

ならないように注意しましょう。

まとめますと、

会陰裂傷が起きないように、

あなたが自分でできることは、

1.お産のスタイルが選べるのなら、

四つん這いがベストです

2.会陰部に潤いを与え、

保温に努め、

柔軟にしておきましょう。

3.お産の時にリラックスができるように、

今からリラックスのスキルを

身につけましょう。

4.お産の時に赤ちゃんを進める、

スピードがコントロールできるように、

冷静にお産に臨めるように、

トレーニングをしておきましょう。

出産場所で、

バースプランのお話をする時に、

これだけのことを、

準備していることを伝えると、

出産場所の助産師も、

そのことを汲み取り、

会陰切開をしないように、

最大限の努力をしてくれると思います。

必ずあなたがちゃんと、

準備をしていることを、

伝えておくことが必要です。

助産院での出産や、

その時に介助してくれる

助産師よっては、

ここまでの準備をしなくても、

会陰切開をしなくて

済むこともあります。

ですが逆に、

どれだけ準備をしていても、

会陰切開をしない代わりに、

会陰裂傷が起きることや、

母児の状態によっては、

止むを得ず、

会陰切開を、

しなければならない時もあります。

会陰切開は、

決して「悪」ではありません。

ルーチンでするのは、

よくないとは思いますが、

必要な方には、

その恩恵も絶大です。

会陰切開をしなくてもいいように、

会陰裂傷が起きないように、

その準備をしておくことは、

とても大切ですが、

それにこだわって、

頑なに会陰切開を

拒否することのないように、

お産にとって、

一番大事なことが何かも、

見失わないでくださいね

あなたが今まで以上に、

楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:

最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o