お産が進み、

いよいよ子宮口が全開になって、

赤ちゃんがある程度下がってくれば、

そろそろ、

お産の準備を始めます。

その頃の、

陣痛の強さは、

MAXになっていることが多いです。

陣痛だけでなく、

赤ちゃんの頭で、

骨盤やその周りの神経が

刺激されるための痛みや、

軟産道である、

膣や会陰部が引き延ばされるための、

産痛などを感じる方も多いです。

その頃に、

それらの痛みを、

緩和する方法として、

パートナーが、

とても役立つときがあります。

立ち会い出産をしていれば、

パートナーに、

会陰部から赤ちゃんの頭が

出てくる様子を、

その都度、

実況で教えてもらうんです。

もちろん、

あなた自身が、

会陰部をパートナーに

見られても大丈夫な事、

そして、

パートナーも、

あなたの会陰部を見ても、

大丈夫なことが条件にはなります。

Muss.Ooが、

お産を介助させて頂くときに、

確認すると、

だいたい、

半分くらいの方は、

見せても、見ても大丈夫と言われます。

そうすると、

陣痛がきて、

赤ちゃんが下がってきている時の、

赤ちゃんの頭の状況を、

パートナーに説明をして、

見てもらいます。

そして、

その状況を、

産婦さんに説明をしてもらいます。

最初は、

膣の奥の方で見えていた

小さな頭が、

時間と共に、

段々と下がってきて、

少しずつ、

膣の入り口に近づいてきて、

ついには会陰部から、

赤ちゃんの髪の毛が出るところまで、

下がってきます。

それから、

赤ちゃんの頭自体が、

会陰部から出るようになってきます。

最初は小指くらいの大きさが、

次には親指大くらいになり、

梅の実大、

卵大、

野球のボール大となり、

最後は、

グレープフルーツくらいの

大きさが出てきます。

こうなると、

あともう少しです。

それらを、

パートナーから、

その都度、

リアルに教えてもらうことで、

具体的に、

どのように進んでいるかが、

わかって、

お産への前向きな気持ちが、

急激に強くなり、

「頑張らねば!」

という意識が、

今まで痛みに集中していた意識が、

赤ちゃんの方へ転嫁され、

痛みが感じにくくなります。

また、

会陰部から頭が出始めると、

産婦さん自身でも、

会陰部に手を伸ばして、

赤ちゃんの頭を、

直接触れることが

できるようになります。

パートナーに、

会陰部を見られるのが

嫌な場合には、

ご自分で、

赤ちゃんの頭に触れるのも、

痛みを緩和するのに効果的です。

簡単にできる、

ちょっとしたことですが、

気持ちの方向が変わり、

痛みを感じなくなることが多いです。

また、

パートナーに、

お産の状況を説明してもらうことは、

お産の痛みを和らげるだけでなく、

あなたとパートナーとの関係や、

父親としての、

意識にも大きく影響します。

それらの効果については、

メルマガの記事をご覧くださいませ

あなたが今まで以上に、

楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:

最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o