前回は、
便秘について、
・便秘の原因
・そもそも便秘とは
・Miss.Ooの便秘体験
をお話し致しました。
今回は、
「便秘って体に悪いと聞くけど、
いったいどういう影響があるの?」
という便秘の体への、
こわい影響についてお話し致します。
便秘って、
誰にでも起こり得ることだし、
体に悪いと聞いていても、
たいしたことはないと、
考えてはいませんか?
たかが便秘、
されど便秘。
実は便秘って、
あなたが思っている以上に、
とっても怖い状態なんですよ。
もともと便とは、
体内に要らなくなった
「老廃物」
の事を言います。
その中には、
有害物質も含まれているので、
すぐに体内から、
排出されるべき物質です。
便秘の体への影響として、
●便が腸内に停留していることによって、
便からの有害物質が体内に吸収され、
ガスも発生します。
便秘の方のおならが臭いのは、
このためですね。
要するに、
だでさえも有害な便を、
体内で更に腐らせているような状態です。
●その腐った便からの有害物質が、
大腸から吸収されて、
血管内に入り血液が汚れます。
血液の汚れは、
血管にダメージを与えたり、
白血球を増やして、
血液をドロドロにしてしまいます。
また、
血流が悪くなり、
冷え性の原因にもなります。
さらに、
血流の悪さがひどくなると、
便秘が原因で、
頭痛を生じることもあります。
●便秘で腸内に古い便が滞っていると、
食物の消化~排泄までの工程が
スムーズにいかずに、
消化機能が低下します。
消化機能が低下すれば、
栄養素が吸収されずに、
体力は低下し体調も崩れます。
また、
排泄がスムーズにされなければ、
便がどんどんたまり、
下腹部がはったり腹痛を起こして、
不快症状が引き起こされます。
便が貯まるだけでなく、
便からのガスの発生で、
お腹が膨らむことになり、
周囲の内臓を圧迫して、
内蔵の働きも悪くしたり、
内蔵の圧迫による様々な症状が
引き起こされます。
●腸内に便が滞り、
腸内環境が悪くなると、
腸の働きも悪くなります。
腸は「第2の脳」
とも言われるくらいに、
とても大切な器官で、
90%以上の免疫物質や、
様々なホルモンが
分泌されているため、
免疫力が低下したり、
幸福感を感じにくくなったりと、
心身に悪影響を与えます。
●また腸は
自律神経に支配されています。
腸の働きの悪さは、
自律神経の
乱れによることも多いです。
また、
腸の働きが悪い事で、
自律神経も乱されます。
いずれにしても、
便秘である事は、
自律神経を乱れさせます。
●便秘は体内への影響だけでなく、
自律神経の乱れや、
老廃物により新陳代謝が
妨げられることなどから、
ニキビや吹き出物がでるなど、
お肌が荒れたり、
下腹がはって、
お腹がポッコリとでたり、
ガスの発生により、
おならや息・体臭が、
大げさに言うと、
便臭のようになってきます。
●便秘になると、
腸からはどんどん、
水分が吸収されるようになります。
そうすると、
便から水分が失われて、
日に日に硬い便となります。
その硬い便を
無理に出そうときばるために、
肛門が切れて切れ痔になったり、
いぼ痔になったりすることも多いです。
便秘からくる、
自律神経の乱れから、
うつ病まで発展することや、
免疫の低下は、
多くの病気の原因となります。
また痔によって、
手術が必要になる方もおられます。
妊娠中は、
これらの影響をより多く受けます。
妊娠中は便秘になりやすい、
便秘になっても仕方がないと
放っておかずに、
毎日、
快適に排便があるように、
便秘の予防や対策を、
しておく必要があります。
次回は、
便秘の予防や対策について、
簡単にできる、
腸を刺激する
「ツボ」についてお話ししますね
あなたが今まで以上に、
楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:
最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o
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