みな様は、
パートナーのことを、
理解されていますか?
と、
問われたら、
あなたは何と答えますか?
「はい!」
と答えた方。
ちょっと、
危険かもしれないですね。
わかっているようで、
わからないもの、
永遠のテーマとなる、
それが、
パートナーの気持ちです。
というより、
わからないのは、
他人すべてでもありますが。
特に、
パートナーとは、
近しい関係だからこそ、
相手に期待をしてしまい、
相手と同一化してしまいます。
近しくなればなるほど、
わかっている・・・つもり、
わかってもらえている・・・つもり、
そうありたいと思うし、
だからこそ、
愛し合っているとも思うかもです。
ですが、
そもそも、
他人というのは、
理解しがたいもの。
まして、
パートナーは異性であり、
なおさらです。
アメリカの心理学博士
ジョン・グレイ氏の、
「男は火星から、
女は金星からやってきた」
という
有名な言葉にあるように、
男女の間では、
きちんと、
会話を交わしていたとしても、
それほど、
通じないものなのです。
まして、
会話が少ない関係で、
察してくれている、
理解してくれている、
と、
思うのは、
大きな間違いです。
同様に、
こちらも、
相手のことを、
察せられている、
理解できていると思うのも、
大きな勘違いです。
相手を、
理解できていると
勘違いしていると、
次の、
理解しようとする
行動が起こりません。
相手に、
理解してもらえていると
勘違いしていると、
次の、
理解してもらおうとする
行動が起こりません。
そうしてお互いに
理解しているつもりで、
過ごすことになり、
あるとき、
真実を知って、
ぶつかってしまうんです。
ですから、
他人との関係を築くとき、
特に、
パートナーのように、
近しい相手ほど、
わかってほしいと、
思う相手ほど、
はなから、
わかり合えるものではない、
ということを前提に、
向き合った方がうまくいきます。
わかり合えないので、
常にわかろうとする努力が、
お互いに必要です。
すると、
もう一言、
ご自分のことを伝えるための
言葉が出たり、
もう一言、
相手に確認するための
言葉が出たり、
もう一言、
相手を知るための
言葉が出ます。
「どうしてわかってくれないの!」
ではなく、
何を、
わかってほしいのかを、
伝えるようにしていきましょう
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