男性とお産について

お話ししていると、

「女性ってすごいと思う！」

「男だからわからない！」

「女の世界なので・・・」

「男には関係ないから！」

「何をしていいのか・・・」

などなど、

女性がお産をすることを

賞賛はしてくれるのですが、

どこか他人事。

基本、

男性は女性のことを

大切にしてくれて、

思ってくれているのは、

わかっています。

ですが、

ことお産のことに関しては、

別世界のことのように

話される方が多いです。

「何かをしてあげたい」

そんな、

気持ちは山々だけど、

何をしていいのかわからない。

お産は、

女性だけに許された、

神秘の世界なので、

男が踏み入れられない。

お産の時だけは、

男の無力さを感じる。

こんな風に、

おっしゃる方もおられます。

それは本音で、

そうなんでしょうが、

それを、

言われた時のパートナーの気持ちは、

どうでしょうか？

初産婦さんだと

女性だって、

お産は初めてなんです。

しかも、

自分の体が、

自分の意思とは関係なく、

どんどん、

経験をしたことのない

変化をしていきます。

妊娠と分かってから、

毎日が、

未知の体験で不安です。

この先、

自分の体が、

どうなっていくのか。

実際の体の変化に、

戸惑うこともあります。

そして、

迎えるお産のことも、

全く初めてのことで、

不安と恐怖でいっぱいなんです。

こんな時こそ、

こんな時だからこそ、

大好きなあなたに

頼りたいんです。

頼れるのは、

あなたしかいないんです。

もし、

逆の立場だったら、

どうでしょうか？

例えばもしも、

あなたが前立腺癌に

なってしまったとします。

パートナーが、

あなたの病気を知って、

心配はしてくれるものの、

病気のことは、

わからないから、

前立腺のことは、

男性にしかわからないし、

自分には経験できないので、

何をしてあげていいのかわからない、

なんて言われたら、

あなたはどう感じますか？

寂しかったり、

悲しかったりしないですか？

病気で不安な時に、

突き放されたような、

そんな、

孤独感を感じないでしょうか？

こんな時だからこそ、

愛するパートナーに

優しくしてほしいのに。

もちろん、

病気とお産では、

全く違います。

ですが、

お産は二つの命がかかった、

真剣勝負です。

しかもある意味、

自分次第のところもあります。

ですから、

どうかどうか、

男性の方にお願いしたいんです。

ご自分が、

お産をする当事者として、

妊娠やお産を考えて欲しいんです。

他人事では、

ないんです。

あなたの

大切なパートナーと、

大切な赤ちゃんの

命をかけた行為なんです。

パートナーは、

あなたに頼りたいんです。

愛する、

あなたに支えてほしいんです💓

ですから、

知らなければ、

知ってください。

何をしてあげたらいいのか、

わからなければ、

聞いてください。

そして、

あなたも一緒に

お産をしましょう。

命が産み出されることに、

あなたもコミットしましょう。

何をすればいいかわからない

と言う方は、

アメリカのドキュメンタリー映画

「オーガズミックバース」

や、

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