「お産」の時に、
いかにリラックスできるかどうかが、
安産できるかどうか、
といっても過言ではないほど、
「お産」にとって、
リラックスはとても大事なことです。
ですが反面、
「お産」の時に、
リラックスできる人は、
ほとんどおられません。
何故なら、
その原因の一つに、
出産場所の環境があります。
人は慣れない場所は、
ただ、
それだけで緊張を強いられます。
その点では、
家庭分娩だと、
ご自分のご自宅で、
日常生活の空間になるので、
環境による緊張はありません。
それに近いのが、
助産院で、
助産院にもよりますが、
家庭に近い
アットホームな環境になっています。
それでも、
慣れない場所だと、
緊張します。
病院の
分娩室となると、
なおさらです。
無影灯などがあり、
医療機器などにかこまれた
非日常的な空間になります。
そこで、
リラックスして過ごすには、
どうするのか。
それには、
慣れるのが一番です。
ほとんどの方が、
分娩室を見るのが、
母親学級や両親学級の時の、
見学の時だけではないでしょうか。
一度見ただけで
慣れるのには無理があります。
できれば、
妊婦健診に行くたびに、
分娩室を見せて頂いたり、
病棟に見学に行って、
その雰囲気に慣れるように、
できるといいでしょう。
ただ、
病院側の問題もあり、
何回も分娩室に入るのは、
無理なこともあるかもしれません。
その場合には、
分娩室に慣れておきたいという
理由を言って、
動画やお写真などを、
撮らせて頂き、
家でそれを見るというのも
一つの方法です。
「お産」が近づいてから、
分娩室について知るのではなく、
妊娠初期から、
ご自分が産む場所を知って、
慣れておき、
「お産のイメージ」が、
リアルにできるようになると、
いざという時の、
緊張が少なくなり、
リラックスしやすくなりますよ
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