先日のお話です。

35歳の初産婦さんのF様が、

陣痛発来で入院してこられました。

10分間隔の、

弱い陣痛です。

「やっと、

陣痛が始まりました。」

と、

余裕の笑顔で、

話されます。

内診をして、

子宮口は2cm開大。

まだ、

始まったばかりで、

現状について、

説明をいたします。

すると、

すると、

・・・・・・。

「この陣痛を、

頑張れば生まれるんですね。」

この陣痛?

んん!

ちょっと違和感が。

この陣痛は、

まだ始まったばかりで、

こんな間隔の長い、

発作時間の短い、

弱い陣痛では、

生まれないことを説明いたします。

「え〜〜〜〜〜!

この陣痛を、

何時間か頑張れば、

生まれるんじゃないんですか!!」

 

 

 

・・・・・・

なんと・・・・・・。

まだ、

始まったばかりの、

10分おきの陣痛です。

そんな、

簡単には・・・・・・。

と、

思いつつ、

絶対生まれないとは

言えないけれど、

この陣痛では、

まだ赤ちゃんを、

押し出す力として弱いこと。

これから、

時間の経過とともに、

陣痛は、

強くなっていくであろうことなど、

分娩の経過について、

説明をいたしました。

「今でもこんなに痛いのに・・・・・。」

と涙ぐみ始めました。

 

 

 

 

リラックスして、

お産をして欲しいと

思っているので、

怖がらせたかった

わけではありません。

ですが、

これからするであろう

現実のお産と、

F様がイメージしている

お産とのギャップが、

あまりにも大きすぎて、

正しく認識していただく、

必要がありました。

呼吸法の練習は、

たまにする程度だったそうです。

お産について、

みんなが痛いというけれど、

どこか他人事のように

思っていて、

結局は、

なんとかなると思っていたようです。

そりゃー、

何とかはなるんです。

しかし、

何とかのなりようが、

大事ではないですか。

「もっと、

簡単に考えていました。」

もう、

お産は始まっているのに、

今、

気づいても遅いんです。

「備えあれば憂いなし」

と言いますが、

本当に大事なことには、

十分な備えが必要です。

いざという時に、

憂いても、

もう遅いんです。

あなたと赤ちゃんの、

命をかけたお産に、

あなたは、

何をどのように準備していますか?

後から、

後悔しない準備ができていますか?

 

あなたが今まで以上に、

楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:

最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o



 

 

 

 

 

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