「自然」とは、
どういうことでしょうか?

広辞苑によると、

「おのずからそうなっているさま。

天然のままで
人為が加わらないさま。

あるがままのさま。」

(一部のみ抜粋)

とあります。

では、
「自然なお産」とは、
どういうものなのでしょうか?

「自然な」
というとらえ方が、
千差万別です。

「自然なお産」が、

「天然のままで、
人為が加わらないお産」

であるのなら、

ほとんどのお産は、
自然なお産とはいえないでしょう。

出産場所まで、
間に合わずに誰の手も借りずに、
産まれた場合や、

人知れず、
自分一人で産まないといけない
事情のある場合、

お産に特別なこだわりをもって、
覚悟の上で他力を借りずに臨まれる、
「自力出産」をされる場合

などだけに、
なるのではないでしょうか。

人間のお産は、
こういったケースを除いては、

基本的には人の手を借りて、
お産しています。

なので、
「自然」の定義から言うと、

助産院でのお産も、
家庭分娩でも、

他人の手を借りる以上、
「自然なお産」とは、
言えないのかもしれません。

「自然」がすべて良いとは、
思いません。

もちろん
「自然」が悪いわけでもありません。

お産でいうなら、
「自然」に対して、

「人工」が、
「医療」として、
とらえられているかと思うのです。

Mis.Oo達は、
幸せなことに、

最先端の医療が、
誰でも受けられる
日本で暮らしています。

その、
医療による安全が、
あまりにも当たり前になりすぎて、

「医療」が見えなくなり、

盲目的に、
「自然」とこだわり過ぎている方が、
多いように思います。

確かに、
残念ですが、

誰かの利得が優先され、
不要な医療が施され、
悪影響も受けていると思います。

だからと言って、
「医療」が悪で、
「自然」が善ではないと思います。

「医療」も「自然」も、
それぞれに、
一長一短があります。

また、

その人によって、
その時によって、
その場によって、

それが、
必要な時と、
不要な時があります。

「医療」か「自然」かではなく、

どちらも選べる
日本にいるからこそ、

「医療」も「自然」も、
ご自分に必要なものを、

必要な時に選択できる、
「お産」ができることが
いいのではないでしょうか。

助産院や家庭分娩においても、
必ず助産師は、
嘱託医と提携しております。

医師との嘱託関係が、
成立していないと、
助産師単独では開業はできません。

そして、
腹部エコーや
採血検査、
陣痛・胎児心拍監視モニター等も
取り入れているところもあります。

これらは、
医療です。

何かがあった時には、
応急の処置として、

点滴をしたり、
赤ちゃんの蘇生をしたり、
切れた会陰を縫合したりもします。

これらも、
すべて医療です。

現代日本において、
「自然」にこだわりすぎることの方が、
むしろ「不自然」だと思います。

「自然」の良さと、
「医療」の良さの両方を受け入れ、

それぞれを、
必要に応じてバランスよく、

取り入れるのが、
いいのではないでしょうか。

そのためには、
「ご自分のお産」と、
真摯に向き合い、

ご自分の
Birth Designを、
しっかり考えておくことが大切です。

どんなお産がしたいのか、

ご自分には、
どんなお産ができるのか、

そのお産を実現するためには、
何を準備すればいいのか、

などを、

しっかり考え、

学び、

そして、行動することです。

あなたの「お産」が、
人生で最高の体験になることを、
願っております

バースデザイン®︎を、

どのように作成したらいいか

わからない方は、

Miss.Ooと一緒に

作成しましょう。

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