私は、

基本的にお産を終えると、

産婦様と、

立ち会ったご家族に、

胎盤を見ていただきます。

なぜか?

その理由は二つあります。

一つ目は、

10ヶ月もの間、

大事な赤ちゃんに

栄養や酸素を与えてくれていた、

まさしく、

お腹の中で赤ちゃんを

育んでくれていた、

とても大事な役割を果たしてくれた、

大切な臓器だからです。

赤ちゃんと共に、

母体の子宮内で大きくなり、

赤ちゃんが生まれて、

役割が終了すると、

子宮からはがれて、

母体から排出され、

さよならする臓器です。

期間限定で、

赤ちゃんのためだけに、

一所懸命働いてくれた

健気な臓器です。

しっかり、

その胎盤にお礼を言って、

労ってほしいです。

二つ目には、

直径がバレーボールほどもある、

そんな大きな胎盤が、

産婦様の子宮内から、

剥がれているということを

認識していただきたいからです。

産婦様自身にも、

ご自分の子宮の中には、

これだけの大きさのものが、

剥がれた傷があるということを、

自覚していただきたいです。

ですが、

もっと感じてほしいのは、

ご主人様にです。

産後、

なぜゆっくりと休んで、

養生をしないといけないのか。

実際の胎盤を見ることで、

子宮内のお傷の大きさや、

お傷があること自体を実感しやすく、

産後に無理をさせてはいけないということを、

肌で感じてほしいんです。

そして、

胎盤を見ていただきながら、

産後の経過や安静の必要性、

産後の出血である、

「悪露」は、

通常の月経とは、

全く意味が違うことを説明いたします。

経産婦さまでも、

案外、

「胎盤を見たことがない!」

という方が多いです。

胎盤を見るのに、

ちょっと引き気味のご主人様も、

実際に胎盤を見て、

胎盤が子宮の中で、

どのようになっていて、

卵膜の中で、

臍帯につながって、

赤ちゃんがどのように

過ごしていたかなどを説明すると、

興味津々に、

食い入るように見ています。

そして、

お腹の中の赤ちゃんをイメージして、

その神秘に、

感心したり、

感動されることが多いです。

胎盤を見ることで、

ついさっきまで赤ちゃんが住んでいた、

赤ちゃんのお部屋の空室を覗けます。

そして、

子宮内の様子が伺えるんですよ。

あなたも、

お産を終えたら、

是非、

胎盤を見せていただいて、

胎盤を労ってあげて下さい。

胎盤の中で過ごしていた、

赤ちゃんもイメージしてみてくださいね。

そして、

そんな胎盤が剥がれて、

傷ついた子宮やご自分の体も、

しっかり労ってあげてください

 

 

 

 

 

 

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