妊娠をしても仕事を

続けられる方も多いですが、

一方で、

妊娠を機にお仕事を辞めたり、

妊活に専念するために、

お仕事を辞められる方も多いです。

その時に、

注意してほしいのが、

健康保険の手続きです。

「お仕事を辞める」

ということは、

健康保険の加入状況が

変わるということになります。

在職中は、

いろいろと勤務先がしてくれていた、

面倒な手続きなども、

今度は、

ご自分でする必要があります。

勤務先で加入していた

健康保険を、

退職後はどうするのか。

退職前に考えておき、

退職時には、

決めておく必要があります。

病院で勤務していると、

時々、

保険に加入していない

妊婦さんが入院されます。

日本は

「国民皆保険制度」

なので、

保険に加入することは、

国民としての義務になっています。

しかし、

手続きを忘れていたり、

手続きをする前に、

入院になってしまうこともあります。

また、

健康に自信があり、

保険加入の必要性を感なじかったり、

保険料が支払えないために、

あえて保険に加入していない

そんな方もおられます。

通常でも、

いつ何事が起きて、

医療を受けるのかわからないのに、

まして、

妊娠中は、

生理的な変化とはいえ、

異常と隣り合わせの状態で、

保険に加入していないことは、

大きな経済的リスクです。

実際に、

そんな時に限って、

お腹がはったり、

出血をして、

切迫早産で、

入院することになり、

医療費の全額が、

自己負担になってしまうことがあります。

仮に、

国民健康保険に

加入できても、

結局は、

未加入時分まで遡って、

保険料を支払うことになります。

妊娠中は、

何が起きるかわかりません。

ですから退職時には、

次にどの保険に加入するかを、

決めておかなければなりません。

その選択肢は3つあります。

①加入していた保険の

 任意継続保険者になる

②国民健康保険への加入

③ご主人などの家族が加入している

 健康保険の被扶養者になる

所得額などに応じて、

それぞれの保険料の支払額が変わります。

保険料は毎月のことなどで、

ちょっとしたことで、

大きな金額の差になります。

ですから、

しっかり検討しておくことが必要ですよ♪