1歳を過ぎた

乳児のお母様から、

「卒乳をしたいんですけど・・・・・・。」

とよくご相談を受けます。

このように、

「卒乳」

という言葉のことを

よく誤解されている方が

多いんです。

「卒乳」

というのは、

赤ちゃんが成長と共に、

自然と母乳を卒業することです。

ですから、

お母さんが意図的に、

母乳を離すことではありません。

これに対して、

お母さんが、

何らかの理由で、

意図的に母乳を離す場合は、

「断乳」

と言います。

どちらが、

「良い」

「悪い」

とうことではありません。

ここで、

初めに戻って、

「卒乳したいんですけど・・・・・・。」

というのは、

要するに、

「断乳」

の相談が多いということです。

相談を受けた時、

Miss.Ooはいつも、

「どうしてですか?」

と、

断乳をしたい理由について、

問いかけます。

・1歳を過ぎたから

・職場復帰をしたいから

・保育所に預けたいから

・夜間眠れず疲れているから

・乳首を噛まれて痛いから

・次の子どもを考えているから

などなど・・・・・・

それぞれのお母様によって、

理由も様々です。

その中でも、

多いのが

「1歳を過ぎたから。」

です。

「1歳を過ぎると、

なぜ断乳をするのですか?」

と問うと、

・みんなから、

「1歳を過ぎてるのにまだ上げてるの?」

と言われるから

・周りのみんなが、

もう止めてるから

・えっ!1歳を過ぎたら

やめるんじゃないんですか?

・お姑さんが、

「1歳を過ぎてるのに、

いつまで母乳をあげてるの!」

というから

と、

割と安易に、

特別な理由がなく

断乳を考えておられる方が

多いんです。

断乳を

否定したいわけではありません。

その母子にとって、

断乳することが一番良いのであれば、

断乳することが良いことです。

ただ、

本当に一番いいことなのかどうか、

断乳することの

メリットとデメリットを、

それぞれ真剣に

考えて欲しいんです。

一度、

断乳すると、

後からいろんな情報を知って、

後悔をしても、

もう、

その赤ちゃんに、

母乳をあげることはできなくなります。

一生の中で、

母乳をあげられる時期も、

母乳を飲める時期も限られています。

おっぱいは、

「第二の臍の緒」

とも言われ、

胎内から胎外に出て、

臍の緒を切られた後の、

とても強い

母子の繋がりになっています。

離乳食も食べるようになって、

お腹が満たされているのに、

まだ母乳を欲しがる

赤ちゃんの理由は何でしょうか?

長いと4歳で

「卒乳」する

子どももいます。

2歳から3歳で

「卒乳」する

子どもも大勢います。

ご自分の周りのお母さんが、

全てではありません。

というより、

母乳をやめる時期は、

他人とは関係がありません。

ご自分たち母子と家族にとって、

一番いい時期が、

一番いいんです。

他人は他人、

私は私です。

なぜ1歳が

断乳の基準になっているんでしょうか?

Miss.Ooは、

ご相談を受けた方々に、

「卒乳」と「断乳」の違い、

それぞれのメリット・デメリット、

そのご家族の

事情に合わせた授乳方法のご提案、

育児や授乳の考え方、

などを、

お話しさせて頂きます。

そうすると、

「そんなことは知りませんでした。」

「そんな風に、

考えたことがなかった。」

「みんなと一緒じゃないとと、

ついつい思っていました。」

とほとんどの方は、

もう一度、

断乳の時期を見直されたり、

「卒乳まで上げます。」

と考えを変えられます。

決して、

「母乳」が一番、

「卒乳」が一番、

と言っているのではありません。

周りの考えではなく、

正しい知識を知って、

ご自分と子どもと家族にとっての、

メリットとデメリットを、

しっかりと考えて、

周りに流されるのではなく、

ご自分たち母子にとっての

一番いい選択をして欲しいです

 

 

 

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