あなたは無痛分娩に

魅力を感じますか?

お産が痛くて,

辛いものだと思っていれば、

お産の痛みから

解放してくれる無痛分娩は、

まさに救世主で、

とても魅力的に

感じるのではないでしょうか。

幼い時から、

鎮痛剤を利用してきた人なら、

なおさらだと思います。

お腹を下したために、

お腹が痛い時にも、

原因がわからないけど、

頭が痛い時にも、

通常なら痛みを感じないはずの

月経時の痛みにも・・・・・・

原因を解決することよりも、

とにかく、

痛みから解放されるために、

お薬を使う。

いいとか、

悪いとかではなく、

今はそんな方が多いと思います。

ですから、

無痛分娩に対するハードルも、

とても低くなっているでしょう。

何も、

鎮痛剤を使用することや、

無痛分娩を

否定したいわけではありません。

現代の文明の利器であり、

その恩恵に預かることが

決して悪いわけではありません。

ただ、

何事にも、

表と裏、

良い面と悪い面があります。

もちろん、

鎮痛薬や無痛分娩においても、

その魅力的なメリットだけでなく、

デメリットも付いてきます。

無痛分娩を選択するする時には、

このデメリットについても、

きちんと知って、

正しい知識を得た上で、

選択をしていただきたいです。

無痛分娩を推奨している方は、

このデメリットについて、

正しい判断ができるように、

伝えられていないと感じます。

病院の医師などは、

自分たちへの経済的効果を考え、

無痛分娩を経験した方は、

ご自分が良い経験となったので、

ご自分の経験が

全てだと思いがちで、

デメリットを知らない、

もしくは実感していないため、

そういうことは、

起こらないものと錯覚している

など・・・・・・

あなたのためを思っての、

情報提供であっても、

どこか

偏っているように思います。

実際にMiss.Ooが

多くの無痛分娩のお産に

携わっている中で、

ほとんどの方が、

無痛分娩以外の医療行為を、

受けることになっています。

一番多いのは、

無痛分娩の麻酔の影響で、

陣痛が弱くなってしまい、

結局は、

陣痛促進剤が必要になることです。

さらに、

陣痛の感覚や、

会陰や腰部の感覚が

麻痺しているために、

本来なら、

陣痛が来た時に、

自然に押し寄せてくる、

赤ちゃんを生み出したい衝動

いわゆる、

きばりたい感じを、

感じることができず、

だから、

うまく陣痛に合わせて、

きばることも難しく、

結局、

赤ちゃんの頭を吸引機で引っ張る、

吸引分娩になることも多いです。

無痛分娩をしていなくても、

陣痛促進剤や吸引分娩が、

必要だったかもしれません。

ですが、

無痛分娩をしたために、

陣痛が弱くなることや、

陣痛に合わせて、

きばりにくくなることも事実です。

全く、

他の医療行為が必要なく、

無痛分娩だけで、

とても順調に行くこともあります。

ですがそれは、

ほぼ経産婦さんで、

ごくごく稀なことです。

それらの医療行為は、

本来なら必要のないもので、

その医療行為が、

赤ちゃんに多大なストレスを、

与える結果になることも、

少なくはありません。

時には、

陣痛促進剤が効きすぎて、

陣痛が過強になってしまい、

赤ちゃんがしんどくなったり、

ときには、

赤ちゃんが吸引分娩の影響で、

頭に血腫ができたり、

頭皮が剥離して、

出血する場合もあります。

でも、

お産をしているあなたは、

無痛分娩のおかげで、

痛みを感じずに、

お産を終えられるわけです。

そんな結果が、

現実に起きているんだ、

あなたにも、

起こりうる可能性があるんだ、

ということも、

しっかりと認識をして欲しいんです。

無痛分娩の、

痛みがなくなるという、

甘い誘惑に乗る前に、

そのメリット、

デメリットも知った上で、

あなたと赤ちゃんと

パートナーとの最高のお産になるための、

一番いい選択をして下さいね

あなたが今まで以上に、

楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:

最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o