一般的には、
まだまだ助産師の仕事について、
十分に理解されていません。
お産を介助するのは、
医師だと思っておられる方も、
おられます。
正常なお産に関しては、
助産師が責任をもって、
介助できる範囲です。
ですから、
助産院の開業権をもち、
正常に関しては医師を必要とはしません。
助産院の助産師は、
正常に関して全責任を負って、
お産に当たっています。
異常時には、
連携している病院に、
移譲することになります。
一方、
病院の助産師は、
もちろんお産に関して、
責任を負ってはいますが、
正常であっても、
医師の指示の元、
動くことが多いです。
助産師だけで独断できず、
医師の采配の元、
管理していきます。
それは、
病院を選択される産婦さん達が、
医療を求めているからです。
本来、
お産は生理的な営みなので、
医療は不要です。
ですが、
「安全」のために、
医療を求められます。
それでも、
お産が始まってから、
お産の9割以上を管理するのは、
助産師です。
助産師は、
継続的にあなたをケアしながら、
管理していますが、
医師は、
全責任を負っていますが、
実際は、
異常になった時か、
最後の、
赤ちゃんが生れ出る時だけに、
立ち合う程度の事が多いです。
異常になった時、
というのも、
その異常を見つけるのは、
助産師の役割です。
ほとんどを管理している、
助産師が異常に気付き、
医師に報告をします。
どの助産師に当たるかは、
あなたのお産、
つまり、
あなたと赤ちゃんの、
生命を含めた、
健康状態に大きく影響致します。
出産場所を選ぶとき、
まずは、
あなた自身のリスクを知り、
医療を必要とするのかどうか、
その上で、
どんなお産をしたいのか、
だれにお産を介助してほしいのか、
出産場所の特徴を踏まえて、
選択することが大切です。
お産は病院だけでなく、
助産院や
あなたのお家でもできるのですよ
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