以前の当直での出来事です。

陣痛で入院して来られた、

初産婦さまとご主人さま。

実は、

その日の深夜にも、

一度陣痛で入院していたのですが、

前駆陣痛だということで、

入院時と変わらない子宮口3cmで、

午後に退院していました。

今にも産みそうなくらい、

ヨタヨタとうずくまりながら、

呻きながら

なんとか歩いておられる産婦さん。

診察をする前に、

産婦さんにおトイレに

行っていただいてる時のこと。

その時に、

ご主人さまが不意に

「お産って怖いですね!」

とおっしやられました。

入院の前に、

病院に電話をかけてきたのも、

ご主人さまで、

ご主人さまが、

産婦さんの状態を受け止められずに、

どうしていいのか、

ご自身が不安になっておられます。

そのため、

立会い出産で、

ご主人さまが産婦さんを支えるどころか、

ご主人さまの恐怖心が、

なおさら産婦さんの不安を

煽ることになっています。

これではお互いに、

「恐怖心」

の相乗作用です。

そして、

内診をしたところ、

子宮口はなんと3cm。

退院した午後と、

変わらずです。

ということは、

どういうことか。

本人が痛がっている割に、

有効な陣痛ではないということです。

では、

なぜこれほどまでに痛がっているのか。

いえ、

「痛がっている」というのは、

語弊があります。

本当に本人にとっては、

痛いのですから。

そうです。

「恐怖心」が陣痛を

「痛み」に変え、

さらに、

増強させているのです。

そして、

悲しいかな、

ご主人さまがそうとは知らずに、

それに輪をかけています。

ご主人さまにとっても、

初めての経験で、

不安が強いことはよくわかります。

ですが・・・・・・。

よくも悪くも、

ご主人さまさまの産婦さんに与える影響は、

とても大きいです。

ご主人さま自身、

お産になんのために立ち会うのか、

そして、

立ち会うことで何をしたいのか、

何ができるのか、

男として、

夫として、

赤ちゃんの父親としての、

ご自分の立場と役割を、

しっかりと理解して、

そのための心構えと、

準備をしてお産に対する臨んで頂きたいです。

当然ながら厳しい私は、

ご主人さまにピシッと、

カツを入れさせて頂きましたよ。

さすがに、

ご主人さまは、

すぐにご自分の立場を理解されて、

そこからは、

男らしく、

とても産婦さんを支えられて、

結果、

赤ちゃんと三人で、

とてもいいお産を終えられました。

お産については、

ご主人さまも、

ちゃんと知識を得て、

ご主人さまなりの準備が必要です。

立ち会い出産での、

夫の役割にについては、

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どうぞ参考になさって下さいませ

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