先日、

初産婦のAさまが、

帝王切開術で、

出産をされておられました。

その理由は、

児頭骨盤不均衡といって、

赤ちゃんの頭のサイズと、

お母さんの骨盤のサイズが、

合わないために、

赤ちゃんが、

お母さんの骨盤を通れないので、

経腟での分娩が、

無理なためです。

もともと、

Aさまはやや肥満の体型でしたが、

そこから、

さらに体重が増え、

結局、

妊娠前から+17Kgも、

体重が増加していました。

ですから、

分娩になる前から、

帝王切開術の可能性が高いと、

考えられていて、

Aさまにも、

そのように説明がなされていました。

そして、

陣痛が始まり、

いざ分娩がスタートしましたが、

陣痛は、

とても弱くて、

効果的ではなく、

赤ちゃんの頭も、

全然下がってこずに、

分娩が進行しません。

結局、

先生とAさまご家族とが相談をして、

帝王切開術での分娩となりました。

Miss.Ooは、

赤ちゃんの体重と、

頭の大きさを見て、

納得が行きました。

体重が、

3.790グラムの女の子で、

頭囲は、

36.0センチメートル

もありました。

(頭囲の平均は、

約32~33cmです)

もちろん、

初産婦さんで、

3.800gある赤ちゃんを、

経腟で産む方もおられます。

基本的には、

お母さんの骨盤を通れる

赤ちゃんの大きさに育つものです。

ですが、

現在は飽食の時代で、

しかも運動不足。

なので、

本来よりも赤ちゃんの肉付きが

よくなってしまい、

自分では、

産むことのできない、

赤ちゃんの大きさに

育ってしまっているんです。

赤ちゃんが大きいと、

当然、

経腟で産むのは難しくなります。

赤ちゃんの体重が増えるのは、

一概には言えませんが、

お母さんの体重増加が、

大きな要因になります。

お母さんの体重が増えると、

赤ちゃんが大きくなるだけでなく、

当然、

お母さんにも、

余分な脂肪がたくさんつきます。

その脂肪は、

腹部や産道にも付くために、

陣痛を弱めたり、

産道を狭くしてしまいます。

ですから、

お母さんの、

極端な体重増加は、

ただ、

難産に向かうだけのものです。

しかも、

産後の子宮収縮を悪くするので、

産後の出血も

多くなりやすいですし、

帝王切開術をした場合でも、

傷の治りが悪かったり、

合併症も起こりやすく、

母児にとって、

何一ついいことはありません。

Aさまがどの程度、

それらのリスクを、

ご存知だったのかはわかりません。

ですが、

きちんと知っていれば、

もっと妊娠中の体重管理が

できていたかもしれません。

妊娠・出産は、

生理的なことですが、

正しく、

必要な情報を得て、

妊娠中をしっかり管理しないと、

大きなリスクが

待っていることになります。

ましてや、

あなたが望む理想のお産や、

お産で快感を味わうには、

その準備が、

必須条件となりますよ

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