前回は、

お産の準備として、

とにかく深呼吸をしましょう!

とお話ししました。

そうです。

妊娠中から、

深呼吸をしておくメリットは、

とても多くあります。

そこで今回は、

どんな風に、

深呼吸をすればいいの?

という事です。

はっきり言えば、

どんな方法でもいいので、

とにかくやってみましょう。

難しく頭で考えてしまって、

やらないよりは、

どんな方法でも、

とりあえず、

やれば効果はあります。

とは言っても、

どうせするなら、

効果的にしたいものです。

まずは、

深呼吸をする準備をしましょう。

楽な服装に着替えて、

おトイレは済ませ、

環境を整えます。

できれば、

新鮮な空気が吸える、

屋外が良いですが、

それが無理なら、

ベランダや窓の近くで。

好きな音楽をかけたり、

お花の近くや森林、

アロマなど、

いい香りがを感じると、

よりリラックスにつながりますね。

人が少なく、

落ち着いた静かな場所を

選びましょう。

そして、

姿勢を正しく。

背筋を伸ばし、

一旦肩を上にあげた後、

後ろ側にストンと落とします。

そうして、

胸をはった状態にすると、

胸郭が開いて、

より、

空気を取り入れやすく、

効果的です。

準備ができたら、

いよいよ深呼吸です。

まず、

吐く息から始めます。

深呼吸というと、

空気を吸うことが

大事だと思いがちですが、

実は、

吐く息がとても大切です。

吐くことに意識して、

しっかりと息を吐ききれば、

体が勝手に、

息を吸ってくれます。

息はお口で吐きます。

全身の毛細血管の、

隅々までの酸素を、

全て吐き切るつもりで、

お腹が、

背中にくっつくくらいのイメージで、

息を吐き出します。

最初は、

吐き切るのが難しければ、

「ふ〜ー〜・・・」とか、

「は〜〜〜・・・」など、

少し声を出すと、

吐き出しやすくなります。

すべて吐き出せば、

今度は、

5秒くらいかけて、

ゆっくりとお鼻で、

息を吸い込みます。

息を吸い込んだら、

そのままの状態で、

5秒くらい、

息を止めます。

そして、

お口をすぼめて、

遠くにある、

ろうそくを吹き消すように、

10秒くらいかけて、

ゆっくりと、

細く長く、

息を吐き切ります。

これを繰り返します。

息を吸う時には、

ピュアな赤ちゃんや、

綺麗なものなどをイメージして、

いい氣も一緒に、

身体に吸い込んで下さい。

そして吐く時は、

ご自分の中のいらないものを、

一緒に吐き出してしまいましょう。

慣れてくれば、

吐く息のお時間を、

だんだん伸ばしていきましょう。

10秒くらいから、

15秒・20秒・25秒・・・・・と。

そうすると、

おのずと息を吸う時間も、

伸びてきます。

そうなると、

1回の深呼吸が、

30秒くらいかかるようになります。

お産の時のじんつうは、

生まれる間際のじんつうでも、

長くて90秒〜120秒で、

120秒も続く事は少ないです。

そうすると、

2〜3回の深呼吸の間に、

じんつうが終わってしまいます。

深呼吸に集中する事で、

じんつうを感じにくくもなります。

ほんの数分の深呼吸を、

毎日習慣づけるだけで、

簡単に、

お産が楽になりますよ。

ぜひ、

深呼吸を毎日の生活に、

取り入れてくださいね。

あなただけではなく、

パートナーの健康にとっても、

効果的ですよ