4月9日に放映された、
関西情報番組の
「ten.」という番組をご覧になりましたか?
「のぞきみ」というコーナーで、
大阪母子医療センターの、
24歳の新米助産師さんが
取り上げられていました。
(「ten.」のHPよりhttp://www.ytv.co.jp/ten/)
助産師というお仕事を、
テレビで取り上げて頂くのは、
多くの方に助産師のお仕事を
わかってもらえる機会になるので、
とても嬉しいことで、
その放送があるのを知って、
すぐに録画を予約して、
観るのをとても楽しみにしていました。
ですが、
Miss.Ooの意に反して、
とても残念な印象でした。
新米助産師さんの、
奮闘している姿は、
とても好感がもて、
助産師が母子二つの命と、
真剣に向き合って、
頑張っている姿はとてもよかったです。
お産の現場の責任の重さや、
現場の忙しさ、
そして、
楽しくやりがいもって、
働いている姿が
よく映し出されていたと思います。
反面、
お産の映像はどうでしょうか?
大阪母子医療センターは、
日本でも有数の、
周産期医療センターで、
ハイリスクな妊産婦さんが多く、
高度な助産技術だけでなく、
高度な医療も兼ね備えた、
三次救急の病院です。
映像で映っていたお産は、
経鼻チューブで
酸素を吸引しながらの方、
陣痛促進剤を使用していた方、
帝王切開術の方、
胎児の心臓に
異常のある方、
そんな、
なにかリスクを抱えた方の
お産がほとんどでした。
だからだと思うのですが、
お産のシーンでは、
息を止めて、
長くいきむ「バルサルバ法」という、
きばりかたをしてもらっていました。
現在では、
何かしらのリスクがあって、
分娩第Ⅱ期
(子宮口が全開してから
赤ちゃんが生まれるまで)を、
短縮しないといけない理由が
ない時以外には、
あまりバルサルバ法で、
きばって産むことは少ないです。
息を止めてきばることの
有用性がないといわれているからです。
映像での産婦さんのほとんどが、
苦痛で顔をゆがませ、
「痛い~!」と叫び、
とても苦しそうな中、
息を止めて力いっぱいきばって、
お産をされている印象でした。
どのお産も、
母子が命懸けで、
一所懸命に
頑張っていたお産なので、
感動しました。
テレビを観ていた
多くの視聴者の方も、
同じような感動を
覚えたのではないでしょうか。
ですが、
それと同時に、
とても強烈に、
お産の苦痛や大変さも、
植え付けられたのではないでしょうか。
あなたがあのテレビを観て、
一番印象に残ったのは、
なんでしょうか?
新米助産師さんの頑張り、
赤ちゃんが
無事に元気に生まれた感動、
それとも、
陣痛やお産の苦痛や苦しみ?
人間の脳は、
嬉しいことや喜びよりも、
苦しみや痛みなどの、
苦痛の事の方が、
深く長く記憶に残ります。
なぜなら、
それらは危険を現わしているので、
避けないといけないからです。
番組の冒頭のナレーションが、
「大きな苦痛を代償に
誕生する新たな生命」
とありました。
それは、
嘘ではありませんが、
真実でもありません。
赤ちゃんを産むときに、
苦痛を感じる方も多くいますが、
真逆に、
赤ちゃんを産むときに、
この上もない
快感を味わう方もおられます。
Salonで上映する、
「オーガズミックバース」
は実際に快感を味わっている
お産をしている7組のご家族の、
ドキュメンタリー映画です。
お産で快感を味わっている7組の、
ご家族のお産のドキュメンタリー映画
「オーガズミックバース」をSalonで上映
4月30日(月・祝)全国一斉上映
午前の部 10:00~13:00
午後の部 15:00~18:00
5月6日(日)
午前の部 10:00~13:00
午後の部 15:00~18:00
5月11日(金)
夜の部 18:00~21:00
苦痛なお産が
当たり前だとは思わずに、
自分次第で、
快感を味わえるお産が
できることも知ってください。
これからお産をされる方々が、
あの映像の影響で、
お産に対する不安や恐怖が、
増強されないことを願います
あなたが今まで以上に、
楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:
最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o
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