立ち会い出産をした時に、

赤ちゃんが無事に生まれ、

おぎゃ〜〜〜!!!

と元気に泣いている、

赤ちゃんを見て、

号泣するパートナーは、

少なくありません。

一般的に、

お産のお話をされる時に、

パートナーに対して、

「あんたは痛くないから!」

とか、

「あんたには、

この痛みはわからへんから!」

などとよく訴えておられます。

時には、

陣痛やお産を経験できない、

パートナーに対して、

まるで、

パートナーは、

なんの苦痛も

感じていないかのように、

ご自分だけが、

大変な思いをしたかのように、

パートナーに

責めるように言う方もおられます。

確かに、

パートナーは、

肉体的な苦痛を

感じることはないでしょう。

陣痛を経験することも、

お産を経験することもなく、

パートナーの体には、

なんの変化もないのですから。

ですが、

あなたがお産を頑張っている間、

あなたと、

赤ちゃんのことを、

胸が締め付けられる思いで、

ずっと心配をしておられます。

腰をさすったり、

お水を飲ませたり、

ちょっとでも、

何か役に立てないかと、

自分の無力感を感じながら、

一所懸命に、

あなたに尽くしておられます。

目の前で、

とても痛がっているあなた、

陣痛に耐え忍んでいるあなた、

そんな愛する、

とても大切なあなたが、

苦痛を味わっているのを、

横で見るのは、

とても辛く、

精神的な苦痛は、

はかり知れないものがあります。

ただ、

あなた自身は、

人のことや周囲の様子まで、

知る余裕がありません。

パートナーが、

どれほどあなたのことを心配して、

おろおろしているのかを。

パートナーが、

陣痛が来るたびに痛がる、

あなたの顔を見て、

顔をしかめているのかを。

パートナーが、

この痛みをどうにかできないのかと、

医療者に訴えかけているのかを・・・・・・

それだけ、

あなたと赤ちゃんのことを、

心の底から心配をして、

無事にお産を終えることを、

祈っているので、

赤ちゃんの元気の、

おぎゃ〜〜〜!!!

という産声を聞いた瞬間に、

すべての緊張がほぐれて、

思わず、

人前だということも忘れて、

感極まって、

号泣されるんです。

そのお産の時に、

あなたと赤ちゃんに対する、

思いがなければ、

それほど、

感情が動かされて、

号泣することはないでしょう。

肉体的な痛みも辛いですが、

精神的な痛みも、

とても辛いです。

あなたと、

パートナーと、

どちらの方が

辛いのかということではなく、

お互いに、

相手の立場に立って、

考えてみることが大切かと思います。

そうすると、

「あんたは痛くないやん!」

という言葉は、

出てこないのではないでしょうか。

ただ、

本来はお産は快感です。

妊娠中から、

パートナーと赤ちゃんと一緒に、

お産の準備をきちんとして、

お産に臨めば、

そもそも、

お互いに苦痛を感じることもなく、

穏やかで、

快感を味わえる、

家族の愛が深まる、

最高のお産ができるのですよ

あなたが今まで以上に、

楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・:

最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o