時々、

お産のお話をしていると、

ご自分のお産の事を、

「最低のお産でした!」

「最悪なお産で・・・・・・」

などと、

仰る方がおられます。

 

 

 

それは、

その方の思いなので、

否定するつもりはありません。

ただ、

ほんの少し、

考えてみて欲しいんです。

その、

あなたが最低だと言うお産、

あなたが最悪でと言うお産、

その、

お産で生まれてきた、

あなたの赤ちゃんのことを。

赤ちゃんも、

聞いています。

赤ちゃんにも、

あなたの思いは、

伝わっています。

一体、

最低や最悪だと言われて、

生まれてきた、

赤ちゃんの気持ちは、

どんなでしょうか?

決して、

嬉しくはないでしょう。

自分がこの世に、

生まれてきた時のことが、

母親にとっては、

最低・最悪の体験だと言われると。

どこか、

自分を否定されているような、

気持ちにはならないでしょうか。

もちろんあなたは、

そんなつもりはありません。

赤ちゃんは、

とても可愛くて、

赤ちゃんが生まれたことは、

最高の出来事だと

思っているでしょう。

でも、

その赤ちゃんを産む体験が、

最低だと感じているのであれば、

赤ちゃんは、

自分がお母さんに、

そんな辛い想いを、

させたと思ってしまうでしょう。

逆の立場で、

考えてみて下さい。

あなたが、

あなたのお母様から、

「あなたのお産は、

最低だった!」

と、

もし言われたら・・・・・・。

とても辛いお産

だったのかも知れません。

とても苦痛なお産

だったのかも知れません。

でも、

その事を乗り越えて、

手に入れた、

光り輝く魂を持つ、

ダイヤモンド。

辛いことより、

嬉しかった事、

苦しかったことより、

頑張れたこと・・・・・

など、

ネガティブな部分から、

ポジティブな部分に目を向けて、

もう一度、

ご自分のお産を、

見直してみて下さいね