先日の当直では、

お産が爆発で、

一晩に、

久しぶりに3件の

お産を介助させて頂きました。

そんな中、

お一人目にお産をされた、

A様のお話です。

A様は立ち会い出産の予定で、

ご主人様とお二人で、

入院してこられました。

LDRに入ってから、

ご主人様は、

A様の陣痛がきている時にも、

ソファーに腰をかけておられました。

Miss.Ooは基本的に、

お産はパートナーと一緒に

してほしいと思っています。

本来なら妊娠中から一緒に

お産の準備をして、

お産を迎えるので、

陣痛のときにパートナーが、

ソファーに座っているなんて、

ありえないんです。

ですが妊娠中から、

お産の準備をしている方は少なく、

ましてパートナーと一緒に、

準備をしている方は、

ほんの僅かです。

ですから、

A様のご主人様のような方は、

決して珍しくありません。

Miss.Ooは、

立ち会い出産のときに、

パートナーに必ず聞きます。

「ご主人様はA様と赤ちゃんと、

一緒にお産をするために、

今から何をしますか?」

「ご主人様は、

立ち会い出産に向けて、

何を準備してきましたか?」

などです。

そうすると、

「何をしますか?」

と言う問いには、

「マッサージをします。」

「お水を飲ませてあげます。」

とすぐに答える方も、

おられますが、

中には、

「・・・・・・。」

と、

考える方もおられます。

ですが、

「何を準備してこられましたか?」

の問いに、

「マッサージを練習してきました。」

「お産の勉強をしてきました。」

などと答える方は、

ほとんどおられす、

大半の方が、

「えっ!

準備ですか?」

「・・・・・・。」

となります。

A様のご主人様は、

「何をしますか?」

の問いには、

「マッサージをします!」

と。

準備については、

「えっ!

準備ですか?!

「・・・・・・。」

「べつに準備はしてません!」

と仰っていました。

マッサージをするつもりでも、

その練習はしていないとの事でした。

 なので、

Miss.Ooはパートナーに、

マッサージの種類と方法、

する時に注意することなどを、

手を取って教え始めました。

マッサージだけでなく、

呼吸法の誘導や、

リラックスのさせ方、

定期的に水分補給を

することなどなど、

本来ならば妊娠期間中に、

一緒に準備しておくべきことを、

手短に手早く伝授しました。

そして、

ふとA様を見ると、

急に涙をポロポロ流しておられます。

どうしたのか尋ねても、

「大丈夫です。」

と仰るだけでした。

そうしてA様は、

陣痛の間中、

ずっとパートナーに、

腰をさすってもらいながら、

とてもスムーズに、

無事お産を終えられました。

とてもリラックスして、

時には笑いもある中の、

落ち着いたお産でした。

お産の後、

A様が落ち着いて、

一人になった時に、

もう一度、

陣痛の時になぜ急に、

泣き出したのかを聞いてみました。

すると、

思いもよらない答えが。

「夫にはっきりと言ってくれて、

嬉しかった。」

「して欲しいと思っていても、

中々言えないし、

して貰っていることに、

もっとこうしてとは、

なおさら言えなくて。」

「夫が真剣に聞いてくれて、

一所懸命してくれてるのも、

とても嬉しかった。」

「そう思ったら、

勝手に涙が出てあるれ出ていた。」

と。

ご自分の命をかけての

お産なのに、

ご主人様の、

赤ちゃんを産むのに、

夫婦なのに。

それでもやっぱり、

遠慮があって、

言えない思いを、

抱えておられたのです。

あなたはどうですか?

ご主人様に、

遠慮はしていないですか?

ご主人様への遠慮は、

いつかわだかまりになって、

年月とともに、

不満となって、

育っていくこともありますよ♪

あなたが今まで以上に、

楽しく・美しく・自分らしく過ごせますように*:..。o○☆゚・: 

最後まで読んでくださり、
ありがとうございましたo(^-^)o